取組みテーマ

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当研究所は、「人づくり」「輪づくり」「組織づくり」の3点が企業の抱える重要課題と捉え、ご支援をさせていただきたく、取組んでいます。「人づくり」は、企業にとって収益率を高める要です。「輪づくり」は、共創するチームづくりの起点です。「組織づくり」は、チームを牽引するリーダーの出現率を高めることです。リーダーの出現率が収益力に比例する。人とチームづくり、そして組織間の連携、その有効性を追求しています。

人づくり

人づくりは、企業を支える源泉です。組織の生産性を高めるためには、常に自らの役割を自覚し責任を果たす”自立”した人づくりが肝要です。組織が授ける目標を自らが成長する方向と刷り合わせます。その目標を宣言します。目標を共有する同志を集め、分かち合い、行動をひとつの方向に導くリーダーの出現が待たれます。組織運営に「自立を促す仕組みづくり」と「リーダーの出現率を高める環境づくり」が必要です。
当研究所では、個々人の”自立とリーダーシップ”をテーマに、組織内に定着する仕組みづくりの開発をしています。人が、毎日を生き活きと活動するやる気を思考する力を創発します。左図:目標達成シートは、「個々人の成長」と「人と交わる観察力」を高める成功要因を表しました。

輪づくり

輪づくりは、組織の生産性を高める上での必須要件であり、組織運営の起点です。目標に向けて、個々人に自立を促し、各人が持つ強みを出し合い、弱みを補完します。輪づくりを導くチームリーダーは、メンバーが備える人的資産を見定め、強みを積上げ、弱みを減退させます。チームリーダーは、チームの目標達成に向け戦略ターゲットのニーズに合せ、課題解決のループを描きます。
当研究所では、人が持つ思考のスタイルから課題解決のループを4つに類型化しています。1.課題分析型、2.コーディネート型、3.人間関係型、4.価値創造型の4つのループです。人の思考スタイルは得意・不得意、それぞれにバラツキがあります。チームリーダーは、課題解決に向けた道筋となる戦略ループを描き、メンバー間の持つ得意な思考スタイルを導き、積上げます。組織のメンバー間の人的資産を増大させ、チームで課題解決に取組む「助け合いのメンバーシップモデル」を開発しています。

組織づくり

組織づくりは、事業を拡大し安定化を図るために強固なものにしなければなりません。チームワークが組織の生産性を高める必須要件であり、組織の拡大を図るためには複数のチームが生まれることが必要です。リーダーの出現率を高めることがチームの増殖に繋がり、その複数のチームが連携し組織内に根を張ることが望まれます。地に張り付き増殖するアメーバの如く、組織を成長させます。その栄養素はチームを稼働させるリーダーの働きです。アメーバを構成する各チームはそれぞれが持つ強みを活かした役割を果たし、機能分化を図ります。中央に位置するチームは、目標に向け機能を積上げ、各チームの目標管理をします。各チームの機能を集約し、組織の目標達成に向け増殖させます。
当研究所では、アメーバの如く増殖させる展開モデルを目的別に体系化し「チーム間連携による組織づくりの有効性」について、研究しています。さらに、事業規模拡大に向け、組織間連携へと発展させ、経営資産の増大化を図ります。